皆さんこんばんは。
銀座でカットが得意な美容師をしています 石坂ゆうと です。
【骨格補正のプロ】で絶壁やぺたんこをカットだけでキレイな頭の形に変身させます。
さて今日はなとなく鋭い感じのタイトルになっていますが、、笑
少し前から思っていたことをふと思い出したので改めて記事にしてみます。
後から読み返すと面白いんですよね。笑
ここ3年ほど東横線ユーザーなのですが駅前に必ずあるのが「東急ストア」わりといい感じのスーパーです。
もう最近は当たり前になってきている「無人レジ」は東急ストアはわりと早めに導入していた気がします。
商品は人がピッてしてお会計は釣り銭機みたいなアレです。
あのレジを見ていると「ロボットに仕事を奪われる」という話が違う角度から見れるようになったのを覚えています。
先に付け加えておくと、レジの仕事が悪いとか良くないとかそういった内容ではなく、これからどうあるべきかを考えさせられた話です。
僕自身サロンでお会計までやっているので、お金を扱う怖さや不安ももちろん知っています。
人の仕事は「ピ」と「~番でどうぞ」のみ
このレジはすごく早くてとても助かるんですよ。
意外とお会計の時ってモタモタしがちなので時間を短縮できているわけです。
商品の読み取りで言うと「ユニクロ」はカゴに入れた商品を一瞬で読み取ってくれるんでさらにすごいなーと思っています。
スーパーでの細かい買い物にはやはりまだまだ人の手が必要ということでしょうか。
仕事熱心なレジ担当の方はただひたすらに商品を読み取り、お客様をスムーズにご案内する。
今までの業務に比べると格段に負担が減ったように見えます。
繰り返すだけだとロボットになる
そしてこの時、「これってロボットに仕事を奪われるんじゃなくて、人間がロボットになってんじゃね?」と思いました。
一連の流れを繰り返す。ただこれだけの仕事。
これを強く思った出来事が、いつものように東急ストアでレジに進むとベテランらしきおばちゃんがいて、その方は気配りが細かくて生鮮品をビニールに入れてくれたり(普通は入れてくれない)、「こんな時間まで仕事ー?」なんて一言をくれたり心温まる方でした。
同じ条件下で働いているのにたった一言や一つの作業でここまで変わるのかと気づきました。
誰にでもできる仕事をみんなと同じようにしていると、自分から「ロボット」になってしまうのでは?と思うように。
ムダもムダでなくなる
こうやって機会ができる作業が増えて人間の負担が減ることはこれからの産業革命として必要であることは認識しています。
そして人と人のコミュニティが希薄になりつつあるこれからは、今まで「ムダ」だと思っていた一言や一つの動作が感動を生むかもしれません。
ただそれは「人間らしい仕事をしよう」と言う表面的なものではなくて「目の前の人に喜んでもらうにはどうすればいいか?」と言うシンプルで本質的なものだと思います。
ありがたいことに美容師はお客様と面と向かって「髪」を通じて仕事ができるので、個別の対応ができる分、これからも「ロボット」にならないように気をつけねば、、と思っています。